06 2016 0 COMMENT SHARE TWEET EDIT CATEGORYチューニング考察(MOIなども) FPというものについてまとめてみる(久々の長編(笑)) 先日からマイブーム(古っ(笑))になっているフェースプログレッション(=FP)についてアイアンやウェッジやユーティリティ、フェアウェイウッド別にまとめてみたいと思いますめんどくさいので(爆)引用を含めて書きます。(色々とお借りしとります)フェースプログレッション=FPとはリーディングエッジからシャフト軸線=中心線までの距離を指します。要するにシャフトの軸線=中心線とリーディングエッジまでの距離がどれだけ離れているかを表した数値でもっと簡単に言えばシャフトに対して、ヘッド=フェースがどの位置にあるかを表わす数値ですね。またFP値はアイアンの場合は6mm~0mmユーティリティの場合は3mm~20mmウッドの場合ですと15mm~22mm程度とのことです。■アイアンやウェッジの場合上=(ちょいとグースが入ってますがwほぼ)ストレート(FP値=大)下=グースネック(FP値=小)ということになります一般的に、アイアンの場合FP値が小さい=短い=グースネックは球の捉まりが良くなりスライスを抑える効果がありますが反面、球が上がり難くなりコントロール性能が低くなる=まっすぐ打ちやすくなる傾向があります。反対にFP値が大きい=長いと球が上がり易くなり、コントロール性能が良くなる半面捉まりが悪くなり、スライスし易くなります。なので、一般的な説明の言い方を変えるとFP値が大きいアイアンはヘッドを小ぶりにしてネック寄りに重心を置き、重心距離を短くして球を捕まえやすくしているのではないでしょうか言い換える前→ネック寄りに重心があり、ヘッドが小ぶりで重心距離の短い操作性に優れたアイアンのヘッドはFP値が大きい。。。。(笑)また、出球の高さはFP値の違いから=アドレス時の見た目の違いから来る球を置く位置にも影響されると思います上の写真=FP値が小さい場合は球を右に置きやすくハンドファーストに構えられますから、自然とダウンブローに打ちやすく下の写真=球を左に置いた場合と比較して球の打ち出しの高さが低くなりスピンが効いた球が打ちやすくなります。ボーケイに代表される(ボーケイにもいろいろタイプがありますけどw)FP値が大きいアメリカンタイプのウェッジの特徴は小ぶりで出っ歯ティアドロップ型といってヒール寄りの部分が低くなっているので球が沈みやすい洋芝でも球を拾いやすい形状となっています。また、リーディングエッジも丸味を帯びているので開いて使っても違和感がなく、トウ側で打ち易いのでフェース面を長く使える効果もありスピンも効かせ易いです。また、そのフェース形状からもシャンクが出にくくなっています。逆に日本のゴルフコースによくみられる高麗や野芝は球が浮きやすいのでヘッドの座りが良く、自然にハンドファーストに構えることができオートマチックにダウンブローが打てるFP値が小さいグースネック形状のウェッジの方が向いていると言われるのです続いて■ユーティリティ、ハイブリッドの場合です ユーティリティ、ハイブリッド(以下=UT)は<アイアン形状のもの=ユーティリティ、ウッド形状のもの=ハイブリッド>FP値が大きい=いわゆる出っ歯タイプの方が重心角が小さくなる傾向がありますしボールに早くコンタクトする分「捕まり難く」なりますが払い打つイメージが出る分、ボールを上げやすくなります反対にFP値が小さい=グースネックタイプのUTはボールにコンタクトするのが遅くなる分「捕まりやすく」なりますけどダウンブローに打ちたくなる分、抑えた弾道を打ちやすくなりますフェアウェイウッドも同様FP値が大きくて、出っ歯に見えるほどボールが上がりやすくなります。これはアゴが出ている=出っ歯の方がフェースにボールを乗せやすく払って打てる分だけロフトを有効に使えるからです。またFP値が大きいFWはスピンがかかりやすい分だけボールが浮いてくれます。反対にFP値が小さい(アゴが出ていない)FWは払って打つイメージが出づらいのでダウンブローに打ちやすいですし低スピン弾道の球も打ちやすいゆえに言い換えると、球が上がりづらくなるのでwパワーヒッターが使うと吹き上がりを抑えて飛ばせます。なのでFP値が小さいFWは、FWが得意な人やパワーヒッター向けと説明されてることが多いです。。。↑ここ重要これ説明の仕方というか、各個人の打ち方の問題だと思いますダウンブローに入れば、確かに出球は低くなるでしょうけど逆に縦のスピンもかかりますから、球は上がるはずwパワーヒッターが(極端に)ダウンブローに入れず、ロフト通りに払い打てれば無駄なスピンがかからず棒球で飛んでいくということですラフからフライヤーした、フライヤーさせるっていうのと同じことですかね要するにFP値が大きいUTやFWはシャフトよりもフェース面が前に位置します。(FP値が小さいUTやFWと比較すると)フェースにボールが乗せ易く、高弾道の球を打ちやすくなる反面FP値が小さい(=グースネックの)アイアンに慣れていると自分が思っているよりもワンテンポ早くボールに当たってしまうのでフェースが開いて当たりやすくなり、右へのミスが出やすくなるのです。以上が、一般的なFP値による違いです今の私の場合FP値大=出っ歯のユーティリティやFWですと構えた時、左に飛んでいくイメージしか湧かないんですwなので捕まえたくないっと思って振ってしまう為ただでさえ、捕まりにくいのに余計フェースが開いて、まるでシャンクのようにwwほぼ真右に飛んでいくんでしょうね。。。。好き嫌いや得手不得手はあるかと思いますが構えやすく、出球のイメージが湧きやすいクラブ好んでグースネックのアイアンを使っている人はFP値の小さい、グースのウェッジやUTやFWストレートネックのアイアンを使っている人はFP値が大きい出っ歯のウェッジやUT、FWを選ぶのがベストかと思います 関連記事 FPというものについてまとめてみる(久々の長編(笑)) 2016/08/06 どーしよーかなぁ。。と、一応悩んでみる(笑) 2016/07/31 妄想 2014/05/05 たまにはシャフトのことなど..マジメに書いてみる 2013/01/19 軽すぎる弊害 2012/03/30